やっと、やっと、やっと・・・念願だったショア平政10kgオーバーをキャッチする事ができました☺️この魚に出会うまでかなり苦労しましたが、この一匹があるから釣りはやめられません。
不調の青物釣行
2025年は9月後半からショア平政にシフトして釣行していたのですが、それが本当に釣れない。本当に釣れない。
釣り人の会話であるある
「朝マズメだけ反応あったんだよね」
「デカいのかけたんだけど、根ズレでやられたんだよね」
「今日はヒラ子ばっかりでショボショボやな」
そんな『魚から反応はあったんだけどね!』という優しいものではなく、『何も起こらない釣行がひたすら続く日々』
正確に何連続ボウズだったかは覚えていませんが、少なくとも10日以上は連続ボウズ。確実に自己記録更新でした(笑)。
朝マズメでウロウロするモンスター
そんな2025年の11月下旬。このひは朝からなんとなく海の雰囲気が違いました。
生命感のある海。
小型の青物がウロウロしている様子で、ベイトも小さい。
時折、ネリゴ?カツオ?のような小型青物が水面を沸かせては、すぐに消えてどこかへ回遊してし姿を消していきます。
目視でベイトを確認できるほどではありませんが、小型青物が何かを狙って捕食しているのは間違いない状況。
こんな時は得意の2号タックルでベイトサイズに寄せる事がセオリー。・・・なのですが。
そんな時に限って目の前でとてつもなく大きな水柱がドッカーン・・・。
明らかに10kgを超えているような大型のヒラマサが、頭を出してベイトを追い回していました😰
このサイズを細いタックルで掛けてしまえば、とてもじゃないが勝負にならない。
5号タックルで戦えないかと投げ続けますが、反応なく朝マズメ終了・・・。
鳥山、そしてチャンス到来
一息ついたのも束の間、少し明るくなってくると沖に大量の鳥たち。
どうやらベイトは広範囲に入っているようで、期待感は高まります。

その時は突然に
この日は少しシケ気味でウネリがある日。ダイビングペンシルを中心にアプローチしていましたが、横風が強く操作しづらい状況。
海面を滑るエラーアクションも気になったため、シケに強いと感じていた『DUEL ハードコア・ウォータードライブ150S』を選択。
選んだ理由は単純。
シンキングでしっかりと水噛み、シケの日でも安定するというイメージからです。
そんな安易な考えでルアーを変えた2投目。
「ゴン」という衝撃と同時に唸りを上げるドラグ音。
完全に気を抜いていたためバランスを崩し、へっぴり腰のスタート。
初動は魚に主導権を握られましたが、そこから迷わず勝負に出ます。
いつものヒラスズキ2号タックルではなく、今回は青物タックル。何も迷う事なく全力でリールを巻き続けました。
最後の抵抗、そしてキャッチ
意外にもすんなり寄ってきたと思いきや、このポイントは足元からドン深。
ヒラマサは下へ下へと最後の抵抗。ラインが磯に触れている感覚もありましたが、ラインブレイクする事なくキャッチする事が出来ました。

念願の10kgオーバーキャッチ!
魚を見た瞬間、『これはいったで!』とすぐに分かる重量感。
以前キャッチした9kgよりは明らかにデカい。特に胴体が一回りも二回りも大きく、これぞヒラマサ!という個体でした。

ルアーはウォータードライブ150S。
本当にいい仕事をしてくれました。ベイトが小さい状況と、シケに強いという判断がハマった結果だと思います。

計測結果
現場にはデジタルスケールを持っていっていなかったので、釣行後に近くの釣具屋さんにて計測。
★110㎝ 10.8kg。現場で血抜きだけしていたので、もしかしたら11kgあったかも・・・なんて思いつつ、今回の記録は10.8kg。次のステージは、また次回超えていければと思います。


まるで養殖のような個体
まるまると太った魚体から想像はしていましたが、捌いてみて驚くほどの内蔵脂肪。写真を撮り忘れたのですが、トロの部分は牛肉五等級並のサシが入っておりました。(ちょっと言い過ぎ・・・?笑)

胃袋チェックしてみると、中身は5㎝ほどのキビナゴが数匹。
ウォータードライブの1/3程度のサイズ感。完全にマイクロベイトパターンでした。

まぁ釣れたのだからいいでしょう笑
それでも魚を連れてきてくれるあたり、改めてウォータードライブ150Sの優秀さを実感しました。
最後に
ようやく念願だったショアヒラマサ10kgオーバーをキャッチすることができました。
ただ、今年は九州各地で20kgオーバーの声も多く、さらには30kgオーバーを磯からキャッチした強者も話題となっておりました。私も次は20kg目指して海に通い続けようと思います。
それではまた!

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