シマノより2020年秋の商品としまして、20ストラディックSWの発表がありました。前モデルが18年に発売された機種ですので正直予想外過ぎてビックリではありますが、今回はこのストラディックSWの内容をまとめてみようと思います。
デザイン
20ストラディックSWの外観は以下のようになっております。
非常にかっこいいデザインなのではないでしょうか。これはユーザー受けがいいかもしれませんね。
全方向から見た目はこんな感じです。ツインパワーXDに似ていますね。非常にかっこよく仕上がっていると思います。
スペック
スペック表は以下のうようになっています。
改めてこうして見てみると、ラインナップが非常に多くなっております。今回より6000番以降の番手が新たにラインナップされていて、PEラインで3号~5号をメインにしたタックル選択も可能となっています。中堅クラスのSWシリーズでこれだけラインナップが揃っているという事は、我々ユーザーにとっても選択肢が増え非常にうれしい事なのではないでしょうか。
シマノテクノロジー
今回の20ストラディックSWに使用されている技術特性についてのまとめです。特性そのものは上位モデルなどで採用されている技術ですので、目新しいもでのではありませんがここではその一部をご紹介します。
インフィニティドライブ
従来のX-SHIP構造は、ピニオンギア両端をベアリングで支持することで軽い巻き上げを実現した。今回のNEWモデルには、その構造をより進化させたインフィニティドライブ構造を搭載。これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを非接触化し、特殊低摩擦ブッシュで支持することでメインシャフトの摺動抵抗を大幅に軽減。加えて、メインシャフト自体に特殊表面処理を施し、さらなる低摩擦化に成功。回転トルクを従来比約30%低減※し、高負荷時でも積極的に巻き上げられるパワフルなリールへと進化した。
SHIMANOホームページより引用
ただし4000HG、4000XGは対象外となっていますので注意が必要です。
Xシールド
ボディ・フタ合わせ面、スプール・ドラグノブ接触部をはじめ、随所に強力なシーリングを施すことで水の浸入経路を遮断。過酷な条件下で繰り広げられるSWゲームにおいて、高い信頼性と耐久性を確保。
SHIMANOホームページより引用
前モデルには使用されていないXシールド。防水性能が向上するため耐久性も改善されているようです。
X-プロテクト for ストッパーベアリング
ストッパーベアリング部に接触型トリプルリップ構造を採用。特殊グリスを充填することで摩擦抵抗を抑え、シルキーな回転性能を損なうことなく高い防水性能を発揮。Xシールドとの相乗効果でボディ部の防水性能は防水規格IPX8相当を実現。
SHIMANOホームページより引用
X-プロテクト for ラインローラー
NEWストラディックSWには、ストッパーベアリング部に加え、ラインローラー部にもそのXプロテクト構造を搭載し、さらに防水性能が向上した。ストッパーベアリング部と同様に、図のように海水の侵入経路をシール部材で物理的に遮断することで、高い水圧にも耐えられる構造へと進化。ラインローラー内部のベアリングを過酷な環境下から守り抜き、従来品に比べ、ベアリングの耐久性は従来比10倍以上に。※当社比較テストによる
SHIMANOホームページより引用
ラインローラー部分にもX-プロテクトが採用。よりいっそう海水の侵入を防げるみたいですが、こればかりは使用頻度やメンテナンス状況によって変わってくるかと思います。
その他にもHAGANEギアやHAGANEボディは前モデルから引き継ぎ、上記のテクノロジーを上乗せ。さらに剛性と巻き心地が改善されたモデルとなっています。
販売時期と販売価格
販売開始は4000番のモデルが9月で4000番以外のモデルが11月に発売予定となっているようです。
販売価格はこれも番手により当然かわりますが、4000番が3万円を切ってくるのではないかと予想されていますね。
※上記サイトではまだ予約段階ではありますが、2万円代半ばの価格で販売を受け付けているようですが、もしこの価格ならかなりお安いのではないでしょうか。
最後に
いやぁー正直に申しますと、ツインパワーSWが来るかもしれないという多少の期待があったので、少し残念といった感じです。やはり来年以降の発表になるようですね。
しかしこの20ストラディックSWもなかなかのモデルだと予想されます。実売も3万円切ってくるとなれば、コスパにも期待ができこれからロックショアやジギング等を始める方にも最適で購入しやすいモデルなのではないでしょうか。今後の発売と評価が楽しみです。それではまた。
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