今年初のエサ釣りは、課題が多く残る結果となった。
前回の2019年初のキス釣り。ボウズは回避できたものの、時合い、針の号数ミスなど、反省の多く残る釣行となってしまいました。
今回はその点を改善し、もう一度チャレンジしたリベンジ釣行記です。
前回の釣行結果を反省し、改善して挑戦してみる。
前回の釣果を受け止め反省し、何が問題で、対応はどうしたらいいのか。
これが釣りを続けていく上での大切な部分であり、楽しみではないでしょうか。いや、むしろ釣りだけではなく何にでも言えると思いますが、初めから結果が分っていては基本面白みに欠けますよね。結果が分っていて実施することは、何の面白みも無いただの作業と一緒なのではないかと思います。
とりあえず今回改善してみた事は、前回の釣行で2本針の10号を使用していた事が、釣果の機会を多く損失していたのではないか?という仮説を立てる事が出来ましたので、今回は2本針6号と8号を準備し挑戦してみました。
果たして結果は如何に。
問題には対策したが、釣果はいまいち。
2019年6月5日(水)
福岡船溜 中潮 満潮10:39 干潮17:21
個人的な都合上、正午前からポイントにエントリー。
相変わらず釣り人は少なく、エギングの方がちらほらいる程度。
ただ1名だけ、キス釣りのテレビ番組で見るようなタックルと身だしなみの方がおられました。ぱっと見ただけで、私のチョイ投げとは本気度が違いプロ仕様。明らかに本気でキス釣りに取り組んでいることは明白でした。
その方に軽く挨拶をし、邪魔にならない程度の距離に釣り座を確保させて頂きました。
内心は隣に入れたことにこれ幸いと、しっかり見物させてもらうつもりでしたw
前回の10号針には見向きもせず、2本針の6号を使用。「これで今夜はキスの天ぷらやなw」と、高ぶる気持ちを抑えながら気持ちよく投げ込みます。
予定通り1投目からコンコンコン!と気持いアタリです。少し待ってから軽く合わせを入れ、リールを巻き始めると魚が掛かっている様子。最後まで慎重に回収します。
寄ってきた魚は・・・お見事!キスです!第1投目から本命のキスを釣ることに成功しました。だがしかし・・・小さい。釣れたのは10㎝ほどのキスでした。
その後も投げる度にアタリがあり釣れはするのですが、小さい。小さい。。小さい。。。どれもこれも10㎝に満たないようなキスばかりが釣れます。針を小さくした分、多くのアタリを拾ってくるのですが、とても小さなキスばかり量産してしまうという事態に。極力リリースをしようと心掛けるのですが、針が小さいため小さな魚でも針ごと飲み込んでしまい、針外しに非常に手間取り、手返しが悪く無駄な時間を消費してしまうという悪循環に。今回はその中でも弱った魚のみ持ち帰る事にしました。
そんなこんなで約1時間ぐらい非常にストレスの溜まる時間を過ごしていたのですが、途端にパタリとアタリすら無くなってしまいました。普段の私なら「あー時合い終了。これで終わりやな。」と釣りを終了するのですが・・・いや・・・釣れているんですよね。。。
隣の本気モードのプロ仕様お方が!
しかもですね、釣れ続けているんですよ。20㎝前後の良型のキスが。
しかもですね、釣れ続けているんですよ。1回のキャストで3匹~5匹ほど。
いや~自覚はしているんです。素人の私には釣れない魚がいる事は。
だがしかしここまで見せつけられると悔しいじゃないですか。
当然この釣果の要因は一目瞭然で、隣にエントリーした時点でなんとなく気付いていました。
決定的な違いと、ひとつのヒント。
隣のプロ仕様の方と私の決定的な違いは、『飛距離』です。これは誰がどう見ても一目瞭然で、明らかに飛んでいる距離が違います。たぶん私の1.5倍は飛んでいるのではないでしょうか。こればかりはタックルの仕組み上どうしようもありません。限界があります。当然釣果の差もこの飛距離が大きく関係していると思われます。そりゃ、魚がいる所まで飛ばせなければ絶対に釣れませんよね(笑
帰り際にそのプロ仕様の方に少しお話を伺いました。その飛距離と魚がアタルポイントですが、「約5色飛ばして、回収後1色変わる頃に当りが出始める」といっていました。
この色の件ですが、後日調べた所1色約25mだそうです。
つまり25m×5色=125m
約125m飛ばして25mほどラインを回収した頃にキスのアタリがあるというのです。
要するに立ち位置から100mぐらい先にキスがいますよって事ですね。
この話は私がタックルを片づけてから聞いた話なので、しっかりと計測はしていないのですが、たぶん私のタックルでは70m~80mぐらいしか飛んでいないと思われます。アタリすらとれなくなって当然です。
そしてもうひとつヒントを頂きました。それは『潮位について』です。
そのプロ仕様の方はこのように教えてくれました。
「釣れる時合いの時は50mも飛ばせば十分釣れる。ポイントは上げ潮のタイミング」と。
今回の釣行のタイミングは満潮から干潮へと潮位が下げていくタイミングでした。キスは潮位が下がるにつれて岸から沖へ出ていく傾向があり、逆を言えば潮位が上がってくればキスも岸際に寄る傾向があるという事です。魚が近くにいれば、餌を遠くに飛ばす必要がないという事です。
新たな課題と次回へ。
今回の釣行でまた一つ新しい課題が見えました。考えれば当たり前なのですが、キスが近くにいなければいくらエサを投げ込んでも釣れないという事。大切な事はキスが岸際に寄ってくるタイミングを見つけ、そのタイミングで釣行する事なのではないかということです。
遠くまで飛ばせるタックルを揃える事も一つの手段ではありますが、私はあくまでチョイ投げスタイル(笑
よって次回は上げ潮のタイミングを狙い、極力満潮時に近いタイミングで行ける日程を検討してみようと思います。果たして上げ潮のタイミングはキスが岸際に寄ってくるのか。再チャレンジしてみます。
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