地磯を主戦場にするアングラーにとって、磯靴問題は結構悩む事が多いのではないでしょうか。
常に危険がつきまとう磯で使用する『磯靴』は、『事前に命を守る』、『負傷を事前に防ぐ』という安全面で一番大切な選択になると思います。
この記事ではマズメ スパイクシューズMZWD-281を購入後約5ヶ月、釣行回数約20回、平均釣行時間約8時間使用した時点でのファーストインプレッション記事になります。
※2021年12月現在、約1年間使用したセカンドインプレッション記事も更新しています。詳細は下記記事をご覧ください。
結論:磯靴はこれ一択で間違いなし
まずは結論から。
これから磯での釣りを始めようと考えている方、またはマズメ スパイクシューズMZWD-281を試した事がない方。
『これを買っとけば間違いありません』と私は強くおススメしたい。
この商品のインプレッションに関しましては、たくさんの方々が口を揃えて言っているように、とても素晴らしい商品だと思います。とりあえずこの靴を買っておけば間違いはありません。
私はこのシューズを購入する前に2足のシーズを使用しました。
ですが、圧倒的にマズメ スパイクシューズMZWD-281良品だと感じます。
上の別記事で他の2足については記載していますが、この2足とは正直比べ物にならないぐらい良品です。
外観
目新しいものではありませんが、まずはデザインから。
黒をベースとしたカラーリングで、紐を通す部分が赤でカラーリングされています。
ちなみに赤がスパイクシューズで、グレーがフェルトスパイクになっています。
フェルトスパイクは沖磯への釣行や、河川でのウェーディングなどに最適だと思います。
ちなみに余談ですが、フェルトスパイクはスパイクシューズに比べ足への負担が軽減される事が最大のメリットだと思います。これは履き比べると明らかに違いを感じられます。
反面、地磯への釣行時に山を越えてエントリーするポイントや、粘土質の赤土がよくあるようなポイントではグリップ力がかなり低下します。ポイントへエントリーするまでの道が険しかったり、山道を多く歩く場合は、スパイクシューズに軍配があがるでしょう。
このような性質を良く理解し、自分に最適な方をおススメ致します。
ここがおすすめ!片足に31本の最強タングステンピン!
このマズメ スパイクシューズMZWD-281をおススメする最大の理由これ。
『片足に31本ついたタングステンピン』による脅威のグリップ力。
このグリップ力は本当にすごいです。
上記の別記事で記載している2足のシューズを履いていた時は、不注意で滑ったり、自分が期待している程グリップが効いてくれず、ヒヤッとする場面が多々あったのですが、このシューズでは数えるほどしかありません。むしろ、今まで『ここは滑るやろ・・・』的な場所でもしっかりグリップしてくれる事が多いです。
このタングステンピンが非常に優秀で、グリップ力は本当にハンパではありません。
従来のステンレスピンより
2倍強の硬度、摩耗を軽減!
考え抜かれたソールパターン+タングステンピン
コワイほどの(笑)グリップ力を味わってください!
mazumeホームページより引用
耐久性もメーカーホームページ記載通り、従来のステンレスピンよりも2倍以上は全然あると思います。
サイズ感について
サイズについては以下の通り。
私の通常の靴のサイズは26.5㎝。今回はLサイズを購入しましたが、3㎜のネオプレーンソックスを履いて、ちょうどいいサイズ感です。通常のソックスを履いて使用するには少し大きいかもしれません。
サイズに関してはあくまでも参考程度に、最終決定は必ず試着をおススメします。
約150時間使用した耐久性
今回のインプレッションのデータとして、購入後約5カ月、釣行回数約20回、平均釣行約8時間使用した状態です。
正直、この耐久性には非常に満足しています。
上記スライドショーを見てもらえば分かる通り、非常に素晴らしい耐久力。多少ピンの擦り減りと外装の傷みが見られますが、使用には全く問題ありません。
RBBのフェルトスパイクシューズや、ダイワのDS-2150CDとは比べ物にならない耐久性です。
DS-2150CDにいたっては、今回と同じぐらいの使用期間で、ほとんどピンが潰れていたようなタイミングだったと思います。
デメリットをあげるなら
あえてデメリットを記載するならば以下の点かなと思います。
購入したい時に在庫が無い
これが一番の難点。販売されると数カ月で在庫切れになる傾向にあります。
そろそろ磯靴が消耗している方、次の購入を考えている方。
『購入できるタイミングで、購入できる状態にあるのなら迷わず購入するべき』です。もしかしたら明日は在庫なくなっているかもしれませんよ。別にストックとして1足購入しておいてもいいと思います。それほど在庫なしの期間が長い商品です。
購入価格がやや高め
購入価格が若干高いです。
これについては、使用できる期間が安価な磯靴に比べ圧倒的に伸びますので、コストパフォーマンス的には安くなるのではないかと思うのですが、なんにせよ初期投資にかかる金額はそれなりに高くなります。
安価なステンレスピンの磯靴を購入し、数ヶ月サイクルで履き潰して再度購入するのも一つの考え方ですが、結局投資金額はそれほど変わらないと思います。(使用方法、使用頻度により異なります)
ですが、このグリップ力は安価な磯靴では得る事の出来ない価値だと思います。
質感がやや硬め・靴紐が長い
RBBのフェルトスパイクシューズの時もだったのですが、『無駄に靴紐が長い』です。足首にもう一回まわしてから結べばちょうどいい長さになるのですが・・・靴の質感が硬く、紐を強く結びすぎると足が締めつけられて痛いです。そのままでは釣りに集中出来ないくらい痛くなり、結局緩める事になります。
紐が長いままでの釣行は踏んで転倒してしまう危険もありますので、別途短い紐に変えるなど対策が必要かもしれません。
フェルトスパイクに比べて足の疲れは感じる
これは靴の性質上どうしようも無い事なのですが、やはりフェルトスパイクシューズに比べて足への負担は大きくなります。このスパイクシューズを使用して、朝マズメから日暮れまで釣行した日がありましたが、翌日の足へのダメージはなかなかのものでした。これは年齢にもよるかもしれませんね
まぁ、数点デメリットを書いてみましたが、どれも大きなデメリットではありません。上記デメリットは購入を迷う理由にはならないぐらい小さい事です。(価格については人それぞれかな・・・)
在庫があるなら早めの購入をおススメしますyo!
最後に
今回はマズメ スパイクシューズMZWD-281を約5カ月、釣行回数約20回、平均釣行約8時間使用した状態のインプレッションでした。
もう一度申し上げますが、現段階では『これを買っとけば間違いありません』と私は強くおススメしたい。
使用期間約半年(150時間)ぐらいなので、これから先の耐久性等はまだ分りませんが、同様の使用頻度であれば後半年(300時間)は余裕で耐えてくれるのではないかと思いますので、またその時がくればインプレッション②の記事にて紹介したいと思います。
それではまた。
※2021年12月現在、約1年間使用したセカンドインプレッション記事も更新しています。詳細は下記記事をご覧ください。
コメント