2021年も3月も中旬に入り、暖かい日も徐々に増えてきた為、そろそろ春のヒラスズキシーズンに突入するタイミングなのでは?と勝手に予想し、またまた通っている磯の様子を見に行って来ました。
しかし今年は休日と天候のタイミングがなかなか良い感じに合わず、『大荒れかベタ凪か』みたいな極端な日ばかりで、なかなか気持ち良く現地に立つ事が出来ていません。
まぁ、ヒラスズキの釣りなんてこんなもんでしょうか。。。
朝一は風表で勝負
前日はイレギュラーな仕事が発生した為いつもより遅く帰宅。前日の現地乗り込みは諦めて自宅でゆっくり休んでから出発する事にしました。
計画では午前3時に出発し、夜が明ける寸前に現地に到着し朝マズメにしっかり勝負する予定だったのですが、目が覚めたら4時10分・・・。
『今回は諦めてゆっくり二度寝しなよ』と天使なのか悪魔のなのか良く分らない囁きが聞こえたような気がしましたが、無理やり飛び起きてあわてて出発。まぁ、あわてた所で朝マズメには間に合わない事が確定しているので、運転はゆっくり安全運転で現地を目指します。
この日は北東の風が10m~13mの予報で少し釣りにくいかと思いましたが、最近調子のいいシャローの絡むポイントであるという事と、波予報が2mとちょうど良さそうだったので思い切って風表の磯を選択。
朝マズメは逃した感が非常に強かったのですが、気合を入れて山を下ってい行きます・・・。
釣座はなかなかの荒れ模様・・・風も強いのですがこの波です。
やっぱりこの感じですよ。はい。なかなちょうどいいヒラスズキ日和に当たりませんね。
まぁ、そんな調子のいいヒラスズキ日和なんてそんなにあるもんではないです。はい。
気を抜いて前線に立っていると、たぶん吹っ飛ばされる事間違い無し。注意して釣り開始します。
まずは海の状態を確認したいので、いつものパイロットルアー『ドーバー120F』からスタート。
しかし横風が強く、若干ですが水絡みが悪くイメージ通り引いてこれていない感じと、サラシが結構厚くてもう1枚下を引きたかったのでルアーチェンジ。
次にチョイスしたのはこれ。
この釣行の数日前。某中古釣具店で600円で売られていました笑。
たぶんですが状態の綺麗さからして未使用品なのではないかと思います。
ドーバー120Fで広く探った後、サイズ感を変えずに1枚レンジを下げるのに最適なのでは?と思い購入してみました。
で、投入後1投目。使用感もアクションも確認する暇なく即反応。
結構引きの強個体でしたが、ファーストランを強引に止めしっかりコントロールしてキャッチした1匹でした。この魚は珍しくサラシの中にいた個体で、コンディションもそれなりによさげ。『本日は春爆期待できるか?』なんてテンションあがる立ち上がりでしたが、ここは単発で終了でした。
このタイドミノー120LD、飛行姿勢がやや不安定な部分があるようですか、しっかりとした水絡みの良いリップと、ST46♯2が標準セッティングされているので非常に期待が持てるミノーだと思います。今後じっくり使用していこうかと思います。
風裏では鳥山が炸裂
その後1本かけるもランディングミスによりバラシ。以降は反応が無くなった為、エリアを移動する事にしたのですが、風表側はどこも爆風で少し危険だったため風裏の様子をみに行く事にしました。
風は結構吹いていましたが、ウネリは落ち着いていてサラシも多少ある状態。ヒラスズキを狙うには十分に成立する状態だったのですが・・・
なんとすぐ近くで鳥山が発生。距離にして150m前後といった感じでしょうか。
基本的には届かないのですが、稀にこちらに寄って来てギリギリ射程に入る瞬間があります。
そのタイミングでシンペンを投入するも反応無し。チャンスは10投ほどあったのですが、全てノーバイトで終わってしまいました。多少波立っていたので分りにくかったのですが、青物がボイルしているような感じも無かったです。
ちなみにベイトは12㎝程度のイワシでした。(足元に打ち上げられたタイミングがあり、目視で確認済。写真も撮ったはずがデータ消滅。)
その後は鳥山も解散。再度ヒラスズキに狙いを変更しましたが反応無く午前中は終了。
結局もう一度風表へ
朝マズメは逃すし鳥山も無反応と完全に消化不良状態。
本来は帰宅時間だったのですが、無視して夕マズメまで継続する事に。風の影響で入れるポイントがあまり無かった事と、移動時間がもったいなかったため朝一入ったシャローポイントに入り直す事に。
午後からは満潮から下げていくタイミングでの釣になります。
少し潮位が下がって釣座の安全が確保できるタイミングからエントリー。とは言っても午前中に引き続き結構な荒れ模様です。
ずっと探りながらランガンしていくのですがほぼ無反応状態。ウネリも大きくサラシのブレイクも結構遠い状態です。
サラシの中では全然反応がないため、ぶっ飛び君95Sを遠投してサラシの切れ目を意識的に探ります。風を利用してドリフトしていると『ココッ』と反応が。
しっかりとフッキングを入れ強引に抑え込むと、すぐに沖から大きなウネリが入って来て魚体ごと足元まで飛んできました笑。
40㎝程度の少しかわいいヒラスズキ。
その後も周辺の可能性のありそうな部分は重点的に探ったのですが、全く反応無く日暮れが近くなってきたので終了としました。
最後に
本日も納得できる釣行ではありませんでしたが、なんとか魚まで辿り着く事ができました。
12㎝程度のわりかし大きめのイワシが接岸していたのですが、この2匹のヒラスズキのお腹の中は非常に小型のベイトが多かったです。
5㎝~のキビナゴ?がメインで捕食されているようです。
3㎝程度のエビも入っていました。
とりあえずエサは食えているみたいですね笑。
そろそろ春のヒラスズキ爆発のタイミングが来ても良い頃だと思います。
3月後半にには始まるかな?また通って春爆のタイミングでエントリー出来る事を期待します。。
それではまた。
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