ヒラスズキ、狙い澄ました一撃

スポンサーリンク
ドーバーSでキャッチした69㎝ヒラスズキ
スポンサーリンク

前回非常に調子がよかったヒラスズキ。キビナゴの群れが接岸していたようで、比較的イージーに反応を得られた釣行でした。

今回も風と波の予報がいい状態の日に休日が重なったため、状況を確認しに行ってきたのですが・・・

スポンサーリンク

ベイトの姿はまるで無し

現場についてみると爆風爆荒。風は非常に強く竿を振るのもギリギリといった状況。

大荒れの地磯

写真ではイマイチ伝わりにくいのですが、右方向から大きなウネリが入って来てここら辺一帯は一瞬にして大波を被ってしまいます。写真撮影時はタイミングを見計らってこの立ち位置まで来ていますが、ここで竿を出すのは非常にヤバい感じ。ベイトの姿も目視では確認する事ができず危険と判断し即移動する事に。

大荒れの地磯

少しエリアを変えて状況を確認しに行くも、先ほどのポイントとほぼ同じ状況。こちらも危険なのはあまり変わりませんが、タイミングを見ながら数キャストするも全然反応無し。ヒラスズキが着くには少し荒れ過ぎた状況なのだと思います。ちなみにこちらでも目視で確認できるベイトの姿は無し。鳥達がウロウロするような気配もありませんでした。

風とウネリを避けれる風裏ポイントを探す

風表は風とウネリが非常に強く、気を抜くと一瞬の突風でバランスを崩し転倒しそうになるほど。この近辺は危険と判断し大きくエリア移動。風とウネリの影響が軽減できる風裏ポイントを探して回ったのですが・・・

一番風裏になるポイントでこんな感じ。

強烈なウネリの地磯 大荒れの地磯

こちらもなかなかのウネリ具合。比較的風の影響は少なくなったため何とか釣行可能に。可能性のありそうな場所を歩きながら探っていく事にしました。

それでもキャスト時にラインが煽られたり、ルアーの飛行軌道が変わったりと釣りにくい状況には変わりません。

シャローエリアなのでサラシの切れ目が遠くなるため、飛距離の出る大型のルアーを中心に、フォローでシンペンを入れながら反応を見ていたのですが完全なる無反応。。。笑

『ベイトもいないし、他に立てる磯もあまりない。今回は厳しいか?』と考えつつも、そのままランガンしながら磯の行き止まり(ここのポイントの終点)まで到達。ここは急にドン深になるポイントなのですが、今回はそこに非常にいいサラシが出ていました。

動画や雑誌などでよく見る『ここには絶対いるやろ』といった状況です。

ランガンで探れるポイントはここが最後。あとは折り返して帰りながら同じポイントを探っていくしか無く、ある程度叩いて来た為魚から反応を得られる可能性は低くなります。

また、仮に魚がいたとしても今回の渋い状況的にチャンスもあまり多くはなさそう。

要は、『もしここで魚をかける事が出来たら、確実にキャッチしければ後は無い』って事です。

と、ここで閃く。

前回釣行時、ヒラスズキが捕食していたキビナゴのサイズが約10㎝前後であった為、小型のルアーを中心に勝負してみよう』と。

ヒラスズキが吐きだしたキビナゴ
前回の釣行時のキビナゴの写真

前回お腹の中にいたベイトも最大で10㎝ぐらいであったため、ルアーサイズを小さくして探ってみる事に。

今回パイロットルアーとして選んだのがドーバー99S

強風による飛距離の問題と、飛行姿勢のバランスの問題、しっかり水を掴んでくれるリップ。そしてフックも4番が使える。以上の項目を考慮し選んだドーバー99S。

いれば反応してくれそうだが、ミスれば2度目は無いだろう。と集中し綺麗なサラシが広がる波を待ち、タイミングを見計らって投げた2投目。

まさに『食うならここだとう』と思い描いた狙ったゾーンで違和感。私の意志に反してリールを巻く手が止まります。心の準備も出来ていたので、一瞬待って大きくアワセを入れると、ズッシリとした重量感がロッドに伝わります。

それからは強烈な走りと共に下に潜ろうとしたので、一瞬青物か?とも思いましたが、最初のランを止めるとすぐエラ洗い。ランディングこそ少し手こずりましたが、一発勝負を無事に物にする事ができました。

見事仕事をしてくれたドーバー99S。

強風下でもしっかりと飛んでくれて、狙ったコースを綺麗に泳いでくれました。フッキングもしっかり決まってましたね。

ドーバー99S ヒラスズキルアー

写真では分りづらいですが、フロントフックは曲げられ、ランディング時に暴れてリップは折られ、貴重な1匹と引き換えに殉職してしまいました。

ドーバー99Sで釣ったヒラスズキ

その後は案の定2度目のアタリは無く、折り返してキャストしながらチェックしてみましたが、ヒラスズキからの反応はありませんでした。

今回非常にいい仕事をしてくれたドーバー99S。

個人的におすすめです。

最後に

今回は非常に厳しい釣行になりましたが、狙ったポイントで、狙ったタイミングにて魚を出せた、まさに『ヒラスズキの釣り』と納得できる釣行でした。ちなみにサイズは69㎝。3.5kg前後(グリップ計測)のヒラスズキでした。

ドーバーSでキャッチした69㎝ヒラスズキ

そういえばメジャーをどこかに紛失してしまったようです。。。新しいの購入しないと。。。

ちなみにあれほどベイトの姿は見当たらないと思っていましたが、お腹の中にはしっかりキビナゴが入っていました。

ヒラスズキが捕食していたベイト キビナゴ

やはり釣ってこそ得られる情報というものがあるものですね。いろんな意味で。

それではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました