無限ヒラスズキ

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トゥルーラウンド115Fで釣ったヒラスズキ
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精神修行の2021年初釣

記録的な寒気に日本中が混乱に陥った21年1月初旬。九州北部もそれなりの雪が降っている中、無理やり初釣りに行って参りましたが・・・爆風・大雪・高波

2021年初釣りは極寒大雪

気温は氷点下前後。指先は悴み思うように動かず、さらには目も開けていられないほどの吹雪になったりと海は大荒れ。2時間程度頑張りましたが、魚の反応も皆無やしとても釣りどころではない状況になってきたため、2021年の初釣りは精神修行という事で終わりました。。。

今年初フィッシュは70㎝オーバーのヒラスズキ

日付変わって一月中旬。前回の釣行は釣行ではなく精神修行だったと自分に言い聞かせ、気持ちを新たに車を走らせます。

前日より北西寄りの風が吹きつけ、波も2mのち2.5mとまずますの予報。潮位的に可能性があるポイントは把握している。ベイトしだいでワンチャンあるはず。なんて高ぶる気持ちを抑えながら向かうと・・・はい、先行者。

時刻はまだ午前6時前。日の出まで約2時間近くもあるのに、私の車を見た瞬間そそくさとポイントへ向かって行きました。

本当はこの磯に一番入りたかったのですが、こんなに早く場所取りされては仕方ありません。2人~3人程度ならシェア出来なくもないのですが、動きが制限されるので違う磯へ向かいます。

次のポイントも先行者いたら時間的にちょっとヤバいかもと思っていましたが、こちらは誰もおらず一安心。

後続者が来てプレッシャーを感じながら準備するのも嫌なので、さっさと準備してポイントへ向かいます。

ポイントへついた時には夜も明け始め、だんだんと明るくなってきたのですが、思っていたよりもウネリが強く風も強い状況で、これから潮位も上がってくるため身の安全を優先すると、あまり長い時間このポイントにはいれそうにもありません。

と言う事でテンポ良く効率的にチェックして、他の磯へ移動しようと心に決め釣行開始した2投目。

足元のシモリに付近にルアーが差し掛かったタイミングで『ガツン』と明確なバイト。強めに設定していたドラグが引き波と共に出されます。一瞬青物か?と意識し始めたタイミングで大きな魚体がエラ洗い。この大きな魚体が宙を舞う瞬間が本当にたまらないのですが、今年初物ですのでゆっくり見ている余裕などなく、真剣にいなして足場を確認しながら無事ランディング。

トゥルーラウンド115Fで釣ったヒラスズキ

強烈なファイトで突っ込みも強く、ランディングのタイミングでラインが足元の岩に擦れていて本当にヒヤヒヤしました。

キャッチ後一息ついて改めて見てみるととても良い魚体。

トゥルーラウンド115Fで釣ったヒラスズキ

体高もすごく迫力満点のヒラスズキ。20201年初物がこの魚体でいいスタートです。

2021年初フィッシュは70オーバーのヒラスズキ

71㎝ 4.1kgの素晴らしいヒラスズキでした。

トゥルーラウンド115F 

大型フックを背負えて、ウネリのキツイ状況でもレンジキープ力の高さが非常に魅力的。まさにヒラスズキ定番ルアーでキャッチした魚でした。

ヒラスズキが吐きだしたキビナゴ

ランディング後、キビナゴを数匹吐き出しました。どうやらキビナゴが接岸しているようです。

これでは終わらない無限バイト

70アップをキャッチして、写真やら計測やらしている間に、予想通り潮位はあがり、ウネリもさらにきつくなってきた為このポイントは終了。

潮位が高いタイミングで反応が多いシャローエリアへ移動します。

ポイントにつくと、予想通りの潮位で非常に良い感じ。

シャローエリアのため、荒れ始めてからある程度時間が経過すると底荒れをするポイントなのですが、今回は非常に綺麗なサラシ具合となっていました。

足場も低く、飛距離が必要、沈み瀬が乱立しているため、飛距離が出て大型フックが背負えるアピアのドーバー120F(旧型)を選択。

このルアーは磯ヒラだけではなく、河川や干潟、磯マルなどパイロットルアーとして本当におすすめです。(そもそも河川のランカーシーバス用に開発されたルアーです。)私のパイロットルアーはこれを使う事が多いです。

そのドーバーをフルキャストした1投目。『コツ』と触れるようなバイト。

アワセを入れますが、ドラグが『ジジィ』と一瞬でて針がかりせず。やはり魚は入っているようです。

次こそはと心の準備をして2投目。ほぼ同じコースを通してくると、ほぼ同じ場所で『ゴツ』っとバイト。今度は一瞬待ってから大きくアワセを入れます。

ドーバー120Fで釣れたヒラスズキ

キャッチしたのは50㎝程度の綺麗なヒラスズキ。これもエラに少し傷が入った為キープして持って帰る事に。

さらに同じポイントで2~3投に1バイトといった感じで、無限バイトゾーンに入るのですが、今回はシンペンには全く反応しないという珍しいパターン。反応がでるのはミノー系の水面~1m付近のレンジ限定といった状況。たぶん10バイトほど反応を得たと思うのですが、アワセが決まったのがそのうち3本で、2本バラシ。1本は無事キャッチする事ができました。サラシの中でミノーのリアクション的要素が高反応だったのではないかと思います。

ランガンしてさらに1本

無限バイトも一段落したので、少し歩いて次のサラシを狙います。

しかしここで潮位が最高潮位に達していたのと、ウネリも一段と高く足場がかなり制限される状況。

本来なら一旦休憩して潮位が下がるのを待つ所なのですが、タイムリミットも迫っていたので、無理やりラストワンプレイ。

自分の身長より高い岩に何とかよじ登り、ぎりぎりウネリをかわせる足場を確保。

立ち位置が高くなったのと、風の影響を受ける状況だったので、水かみのよいブローウィン140Sを選択。

このルアーもヒラスズキには非常に使いやすいです。

特に風の力でドリフトさせる時なんかは、リップがしっかり水を掴んでくれるので水面を飛び出す事が少ないです。

最近なぜか市場価値が半端なく上がっている状況と聞いたのですが・・・いやちょっと待って笑 

私も今調べて驚いているのですが、アマゾンなどでは5000円前後と意味不明な値段がついていますね。さすがにそれは買わないでしょう。

と、そのお高いブローウィン140Sを遠投して、サラシの切れ目付近を丁寧にドリフトする事数投目。

こちらも『ゴツッ』と抑え込むような強めのバイト。アワセもしっかり決まり、シャローエリアなので反転させないように全力で寄せてランディング。

ブローウィン140Sで釣れたヒラスズキ

最後足元で少し抵抗されましたが、フックもしっかりかかっていた為、ゆっくり落ち着いてランディングする事ができました。

ブローウィン140Sで釣れたヒラスズキ

さすが1本5000円もするルアーは良い魚連れて来てくれますね笑。

まだまだ魚はいそうでしたが、これタイムリミットとなりなくなく終了としました。

最後に

昨年12月は本当に魚を見失い消化不良な釣行ばかりだったので、やっと納得できる釣果を出す事が出来ました。

やはり一番大きな要因はキビナゴの接岸だと思います。このベイトの存在が大きかった事と、シャローエリアが底荒れする前に、ポイントへ入れた事が今回の結果に結びついたのではないかと思っています。

2021年1月に釣れたヒラスズキ

しかし胃の中を確認してみましたが、どの個体もあまりベイトは入っていませんでした。一番多く胃の中に入っていた個体でも数匹程度。

ヒラスズキが捕食していたベイト キビナゴ

まだまだこれからかもしれません。もう魚を見失いたくない・・・

それではまた。

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