今年の1月は非常に苦戦を強いられている磯のヒラスズキ。
確か2020年の12月がこんな感じの状態で、ベイトなんか皆無。魚の気配は微塵もなかったように記憶していますが、今年の1月も同じ雰囲気を感じた1ヶ月でした。
朝から無限ウォーキング
そうは言っても現地に行かない事には始まらないのが魚釣り。潮見表を確認し、波の状態が良さそうで休日が重なれば現地に行って確かめるしかないと思います。
で、釣行当日。前回釣行したエリアとほぼ同じエリアを回ってみたのですが、海のサラシ具合は上々といった雰囲気。
朝マズメでこの様な状況・・・魚がいれば高確率で反応してくるのがヒラスズキなのですが・・・
午前中ほぼノーバイト!
一瞬何か触れましたか?的なお触りバイトがあったような気がしますが・・・。
逆にヒラスズキが着きそうな払い出しや、沈み根がたくさんある状況でしたので、前半戦ただひたすら足場の悪い磯をウォーキングするハメになり、結局なにもなかったので一旦休憩(エリア移動)としました。
痛恨のラインブレイク
正午を過ぎた頃、少しエリアを移動して入ったポイント。
実は午前中のエリア移動するタイミングで気づいていたんです。
溶接リングとリーダーの接触部分に、若干ですが傷が入っていたことを・・・。
ほんと1㎜程度だったのですが、傷が入っていてラインが裂け、ピョンと突起が出来ていたことを・・・。
あまりにも小さ過ぎたので、そのまま忘れて昼から入ったポイントの1投目・・・。
『ゴン』と明確で強烈なバイトがあり、少し待ってから大きな合わせを入れたと同時に、『フッ・・』と抜けるテンション。
正直最初は、『ノラなかったなチクショウ・・・』と思ったのですが、すぐ異変に気付きます。
ルアーの引き抵抗が感じられないのです。一瞬理解不能でしたが、ラインを回収してすぐ納得しました。
そう、移動の際気づいていた結び目の小さな傷からラインブレイクしていたのです。
これは本当に私の不注意から招いてしまったミスです。
気付いた時点でラインを再結束しておけば・・・。
魚にも本当に申し訳ないことをしたと猛省。
同じミスをしないよう、肝に命じておきます。
こんな時は歩いた人の勝ち・・・?
少しダークな気持ちになったまま釣り再開しますが、相変わらず魚からの反応はありません。
さらにひたすら歩き続けて、たぶん5ヶ所目(だったと思う)磯を降りたところで、若干の鳥山を発見。この時点で正直体力的にもかなり消耗していたし、時間的にもラストのポイントになるタイミングだったので、気合を入れ直して投げた1投目。
以外にもあっさりキャッチできたヒラスズキw。
魚的にはそんなに大きくもなくアベレージサイズなのですが、達成感がハンパない笑
ほんと厳しい状況で1本キャッチ出来た時の安堵感はかなりのものです。特に冬のこの時期には、1本獲れるか獲れないかのギリギリの釣行が多いので、キャッチできたら一気に気持ちが軽くなります。
(逆にこれバラした時には、かなりの絶望が襲って来ますねw)
顔が小さく筋肉質で、コンディションのいいかっこいいヒラスズキでした。
ちなみに、鳥もウロウロしていたし1投目で高反応を得たことから、これは連発するか!?なんて淡い期待もしましたが、何事もなかったようにその後は完全ノーバイト。
時間的に移動は不可能だし、一番雰囲気のよかったポイントだったので丁寧に粘りましたが、もう1匹をキャッチすることなく本日は終了となりました。
タイドプールに入れていた際にヒラスズキが吐き出したベイト。
10㎝前後のキビナゴでしょうか。これを3匹吐き出しましたが、帰宅してからお腹の中を確認するも他に何も入っていませんでした。
アピアドーバー120F。現行品ではないですが、本当によく魚を連れて来てくれます。
最後に
今回もやはり厳しい釣行になりました。
主な要因はベイト不足によるものだと思うのですが、なんとか1日歩き回って1本キャッチする事が出来て一安心。
正直魚なんていないんじゃなかと思う瞬間も多々あるのですが、むしろ魚はいるという前提で取り組まないと、モチベーションも続かないしチェックが雑になりますよね。
このヒラスズキ、長さこそありませんでしたがコンディションよく程よい脂が乗っていて非常に美味しい個体でした。
あまりいい写真が撮れなかったので、謎の斜めから1枚笑。
これからやっとハイシーズンに差し掛かって来ますので、負けずに通いたいと思います。
それではまた。
コメント