なんとか2本!荒場のヒラスズキ

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ドーバー120F ブローウィン140Sで釣ったヒラスズキ
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数日前から同じ様な方角から風が吹いていた為、『もしかしたらあそこにベイトが溜まるのではないか』という思いと、休日がちょうど重なった為今回もヒラスズキを狙いに行ってまいりました。

しかし前日からまたもや寒波到来。向かう道中の山間部は-2℃の表示が・・・。雨が降った気配は無いのですが凍結が怖い。すでに車を走らせ2時間弱・・・引き返すわけにはいかないと運転には注意を払いながらノロノロと現地へ向かいます。

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予想は大ハズレ!全く見えないベイト

本日朝マズメの本命ポイントは干潮からの上げ潮狙い。サラシの雰囲気は良いものの、予報以上の強風で竿を振り抜くのも結構大変。また、3m以上ある足場までウネリが到達しそうな状態で、時折頭から波しぶきを被ってしまう非常に釣りづらい状況です。

ウネリが高く強風の地磯

さらには私の予想とは裏腹に、ベイトの姿は皆無も皆無。鳥が飛ぶ気配も無く、ベイトの姿を目視では確認する事は出来ませんでした。前回の釣行同様、またもや予想はハズレ笑

早々に見切り次の磯へ

風表が思った以上にタフコンディションだった為開始早々エリア移動。

が、他に目ぼしいポイントを回るも先行者によりボツ。次の磯もタフコンディションにより、要所だけチェックするも無反応のため移動。なかなか釣座が定まらず、ポイント移動で苦しい状況に追い込まれたのですが、時間的に上げ潮が効いて来そうなたタイミングになったので、前回反応を得る事が出来たゴロタのポイントへ移動する事にしました。

ウネリによるサラシ

ポイントへ着いてみると『ギリギリ勝負できるか?』といった状況です。

だんだんとウネリが強くなり、沖の方で波が崩れる状態。これ以上先で波がブレイクすると、サラシの先まで飛ばせるルアーが極端に限られてきますので、早い段階で勝負する必要がありそうです。

やはり反応は変化のあるところ

パイロットルアーは相性のいいドーバー120Fを選択。飛距離的にギリギリサラシの向こう側に届くような状況で、出来るだけ波が崩れるタイミングが岸に近くなる波を選んでキャスト。

極力多くのポイントをチェックしたいため、足早に手返し良くランガンしていきます。

全体的に少し底荒れ気味で、『このエリアも厳しいか?』といった雰囲気を感じたのですが、数ヶ所払い出しになった綺麗なサラシ部分も混ざる状況。迷いながらもその伸びたサラシを重点的に探っていきます。

サラシに差し掛かるまではしっかりアクションさせて、サラシに入ったタイミングでアクションを止める。その繰り返しでチェックしていると『グンッ』と止まるようなバイト。ロッドには結構な重量感が伝わります。

ドーバー120Fで釣ったヒラスズキ

これが最初で最後の反応かもしれないと思い、しっかりアワセを入れ、ランディングまで丁寧に丁寧にやり取りして無事キャッチ。

ドーバーシリーズは本当によく魚をキャッチしてくれます。中古価格も安いのでおススメです。

どんどん遠くなるサラシ

その後は反応のないまま徐々にウネリは大きくなり、潮位は上がってきます。波は沖目でブレイクする回数が少しずつ増えくる状況で、いよいよミノーではギリギリ届くか届かないかのタイミングです。

少しでも遠くに飛ばしたい為、足場の高い位置からのキャストし、できるだけ『飛距離』を出す。

遠くに飛ばした先で、強風によりルアーが水面を滑らないよう、水かみのよいリップによる『レンジキープ』。

そしてバイトがあったとき、まずは針にかける事を重視した『フック数

以上を表考慮してブローウィン140Sを選択しました。

メソッドは先ほどと同じ。サラシの切れ目を横にドリフト気味に引いてきた所で『ドン』と反応してくれました。

ブローウィン140Sで釣ったヒラスズキ

魚の反応を得られたゾーンは先ほどと一緒です。やはりサラシの外でウロウロして着いて来ている個体なのだと思います。

しかし3フックのブローウィン140Sを選択していて本当によかった。ランディング時フックがかかっていたのはリアフックが鼻先に1本のみでした。

ブローウィン140Sで釣ったヒラスズキ

たぶんバイト時は全体的にかかっていたようですが、フロントフック、センターフック共にノビノビではずれていました。

フックを延ばされたブローウィン140S

フックが多くなれば刺さる力が分散され、しっかり貫通しにくいと言われますが、今回のように渋い状況で反応してきた魚を、『極力絡め取りたい』というイメージでは3フックシステムに救われたように思います。

最後に

その後さらに遠くなったサラシに、シンペンだのバイブだの放り込み色々試したのですが、完全無視を決め込まれたので本日は終了としました。

あ、1本着水と同時に落ちパクバイトがあったのですが、ラインが風にとられていて気づかず、テンションかかった時にはエラ洗い1発でサヨナラでした笑。

ドーバー120F ブローウィン140Sで釣ったヒラスズキ

今回もなんとか魚までたどり着きましたが、非常に苦しい展開でした。やはり時間が限られている遠征は早めに1本キャッチしていないと精神衛生上よくないですね・・・笑

ドーバー120Fで釣ったヒラスズキ

キャッチした魚はちょうど60㎝ぐらいのナイスコンディションの個体。もう1匹は知人が欲しいと言うので差し上げました。サイズ的にはほぼ同じ様な個体でしたね。

ヒラスズキが捕食していたベイト キビナゴ

今回も見つける事ができなかったベイトですが、胃袋の中には1匹ですがキビナゴの姿が確認できました。やはり人間側には見えていないだけでベイトは少ないなりにもいるのだろうと思います。その点今後の釣行には頭の片隅に置いておこうと思います。

それではまた。

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