2020年ダイワから発売されされているフィッシィングシューズ、DS-2150CDを6月に購入し2ヶ月が経過しました。
使用したのは6月末~8月末の2ヶ月間。秋~春のヒラスズキシーズンに比べると釣行回数と歩く距離のは若干減りましたが、それでもロックフィッシュを中心に地磯で使用してきました。
今回はこの2ヶ月使用したインプレッションを記事にしようと思います。
購入後ファーストインプレッションはこちらから。
外観は非常に頑丈でほとんど傷み無し!
このシューズの購入前はRBBフェルトピンスパイクシューズを使用していました。このシューズは非常に履きやすくて良かったのですが、つま先部分の縫製が非常に脆く外装の傷みが激しかったため買い替えを余儀なくされました。
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反面このDS-2150CDは2ヶ月の使用期間で縫製の傷みはほぼ全くと言っていいほどありませんでした。
上の写真は購入1ヶ月を過ぎた頃。ほぼ新品状態です。
これは購入後2カ月を経過した頃。
磯歩きの際、数回滑って転倒した事と、岩での引っ掛かり等で多少擦りキズ的な傷みがありますが、かなり優秀な状態なのではないでしょうか。
外装の点に関して、つま先のカップソールや縫製方法は非常に評価できると思います。
表面にはCORDURA® (コーデュラ®)という素材を使用しているようで引裂きや摩擦、摩耗に強いと謳われていますが、今のところ効果を発揮していると言っていいのではないでしょうか。
サイズ感
サイズに関しては、購入当初と意見は変わっていません。私生活で使用している靴のサイズと同等かもしくはワンサイズ小さいサイズで問題ないかと思いますが、使用するソックスを考慮する必要があると思います。私は私生活の靴は26.5㎝を使用で、このシューズも26.5㎝購入しましたが、全く問題ありません。もしこのシューズをストック用としてもう一足購入するとしたら、同じく26.5㎝を購入しますね。
あくまでも参考程度に、最終決定は必ず試着をおススメします。
簡易防水機能の必要性は人による
このシューズは簡易防水性機能があり、多少波を被った程度では濡れる事はありません。その簡易防水機能の機能としては確かなものだと思います。
ですが、逆に言えば『一度水が入ってしまえば抜けにくい』のも事実でして、私のように河川でウェーディングシューズとして活用したり、お構いなしに浅いタイドプールに突っ込んで歩く様なシーンでは、シューズの中に残った水で歩きにくく感じる事があるかもしれません。
もし堤防や渡船を使用し磯に行く方など『最初から濡れる事を前提としていない』アングラーの方にとってはすごくいい機能だと思います。
ですが、河川のウェーディングで使用したり、荒れた磯をランガンしながら頭から波を被ってしまうような『濡れる事を前提としたアングラー』にとっては不快に思う事があるかもしれません。
スパイクピンの消耗が早すぎる
『スパイクピンの消耗具合はどうなのか』。磯靴などのインプレッション記事ではみなさんが一番気になる部分だと思います。
結論からもうしますと、消耗具合がかなり早いです。2カ月の使用で約6割~7割は消耗してしまったように感じます。
購入~1ヶ月
釣行回数約9回~10回で1回の釣行時間約3時間。
やっとこのシューズになれてきた頃で、このシューズの弱点と言いますか、相性が悪く滑りやすい所や歩きにくいフィールドの形状を把握しだしたのもこの時期だったように思います。今までフェルトピンスパイクを使用していたので、いきなりスパイクシューズになると感覚的な部分と言いますか、今まで滑らなかったような場所でも不意に滑ってしまう場所がありますので、初めのうちは注意が必要です。
写真は購入後ちょうど1ヶ月前後の写真。まぁ多少減っていはいますが、まだ全然使用可能なピンの残り具合ですね。
負荷がかかる部分は若干ですがピンの消耗も見られますが、まだまだ使用するにには問題はないと思います。
購入後1ヶ月~2ヶ月
釣行回数10~20回程度。
この頃からスパイクピンの消耗が加速し始め、気づいたらスパイクピンを消耗していたのもいこの時期。
かかと部分に関してはほぼ無いような状態になってきました。
釣行回数の半分は山歩きや長時間の地磯釣行での使用でした。
このように雨水を含んだ少し柔らかい山道を歩いたり(写真では分りずらい)
赤土交じりの滑りやすい場所も結構歩きました。このような山道エリアはフェルトスパイクに比べると比較的歩きやすいです。
近場のエリアの大きな一枚岩なども頻繁に歩きましたが、ピンが減ってくると結構滑りやすくなります。
まぁ、通常の磯靴ってこんなもんなんでしょうか。他の方のインプレッションとか見ると、数回の使用でダメになったという方もいますしね。
この消耗具合が早いのか、妥当なのかは使用する方によって意見は分かれる事だと思いますが、私はもう少し持って欲しかったです。生地の強さやカップソール等の作りがしっかりしていて好印象だったのですがね。。。
もう少し使用可能かと思いますので引き続き使用してみしょうと思います。今年中は使用できるかな・・・。
足に疲れがたまりやすい
これはもう体感的な話なのですが、フェルトピンシューズに比べて明らかに足の疲労具合が多くなります。各シューズの特性等もあるかと思いますが、十数本のピンの上に足を乗せて歩くのと、フェルトの平らな部分に足を乗せて歩くのでは、やはり足にかかる負荷の違いは明らかで、歩けば歩くほど蓄積されていく印象です。この点に関してはフェルトスパイクシューズのメリットかと思います。
心配していた紐を通す穴
ファーストインプレッションの記事で、一つだけ不安要素があると書きました。
それが『紐を通す穴の破損が心配』と言う事。
この部分が岩の出っ張りやカキ殻なんかの鋭利なものに引っかかったりしてスパッと切れる。靴紐を強く締め込んだ時ににブチっと切れる。などといった事が起こりそうと心配していたのですが、今のところ全く問題ありませんでしたw。その前にピンが全滅するわw
購入から2ヶ月感じた事まとめ
今回はフィッシィングシューズ、DS-2150CDを購入を購入して2ヶ月使用したインプレッションを記事にしてみました。全体としては非常にいい仕上がりだと思います(今のところ)。
まとめるとこんな感じ。
やはりスパイクピンの消耗がポイントになると思います。地磯釣行が多くよく歩いて移動する方にとっては消耗が早く、早い段階で買い替えの選択が見え隠れするかもしれません。
渡船や近場の堤防などの釣行が多い方なら非常におすすめの商品かと思いますが、そのような方はこちらの商品もマッチするのではないでしょうか。
もし次回スパイクの状態がよければ最終インプレッションも書いてみようかと思います。
それではまた。
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