2020年夏の筑後川シーバス

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アスリート120SSPで釣った筑後川シーバス
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今年は見つけられなかったエツ

2020年7月上旬、九州をはじめ日本各地で大雨が降りました。筑後川の流れる久留米方面も今年は尋常ではない大雨から始まり、その後もダラダラと長雨となった7月。例年なら水面に浮上したエツを捕食するシーバスで盛り上がる季節なのですが、今年は増水によりなかなか釣りが出来ない状況が長く続いた7月だったようです。

また、ナイトゲーム主体の私ですが、今年は本当にエツの姿をとらえる事が出来ませんでした。例年のこの時期はエツを一つの指標にするのですが、よくエツがボトム周辺に溜まるポイントでも、今年は全く見つける事は出来ず、スレがかりで釣れたエツは今年は0匹でした笑。まぁ雨の影響で7月はほとんど釣りに行けず、行っても釣りにならいとそもそもの情報不足という事もありますが、釣りが再開出来るようになった時には時既に遅し。自然相手ですから仕方だありませんね。

やっと落ち着きを取り戻した筑後川

8月に入り様子を見に行くと、やっと水量も落ち着き長雨の影響で濁った水質もだいぶ改善されていました。これでやっと釣りができるという事で久しぶりに集中して実釣する事に。

しかし筑後川シーバスのマイポイントをランガンしたのですが反応無し。私的には丁寧に探ったつもりだったのですが完全ノーバイト。この日は状況を把握出来ただけでも良しとし帰宅しました。

時合を確実に捕らえる。明暗に着いたシーバス

日を改めて再度筑後川に。この日はどうしても魚の顔が見たかったので一級ポイントの明暗をメインに釣行スケジュールを組んでいました。明暗ポイントと言ってもいつでも釣れるわけではなく、時合いが数回あって特に最初の時合いは高確率で魚は着いているのですが、潮位が下がるとポイントが消滅してしまうため、最初の1匹を釣って安心したい時(ボウズ回避)には確実に押さえておきたいタイミングです笑。

ルアーは最近調子のいいスカーナッシュ120F。パイロットルアーとして使用する事が増えてきました。

スカーナッシュ120F

リップレスミノーとしては特段目新しいルアーではないかと思いますが、3番フックが背負える所がお気に入り。やはり不意の大型がヒットした時に3番フックは心強いです。

投入後、開始10投ほどでルアーを止めるような静かなバイト。

筑後川で釣れたシーバス スカーナッシュで釣れたシーバス

このように口の外に針中途半端にかかった時は小さなフックだと少し心細くなります。

筑後川で釣れたシーバス スカーナッシュで釣れたシーバス

サイズは60㎝前後(目ジャー)の少し細身のシーバスでした。思った通りの展開で1本キャッチできて一安心。

沖の流芯に着く個体を狙う

その後は反応も無く潮位もだんだんと下がっていき、流れが流芯域へと絞られていきます。時折太い流れが走った時派手なボイルが水面を炸裂するのですが、ポイントは70m~100mほど先の30mほどのエリアのみ。流れが私のほうに寄って来ないかと待ってはみるのですがほとんどこちらに来ない状況で時間だけが過ぎていきます。

出来れば沖のエリアは最後のほうに攻めたいのですが、仕方がないのでヘビーシンペンを選択。

ジャクソンのアスリート 12SSP。

飛距離的にはなんとかシーバスの着いているエリアに届く程飛んでくれるのですが、問題は流れの強さの把握とラインコントロール、そして意図したレンジの把握です。80mほど沖のピンポイントにルアーを落とすだけでも難しいのですが、流れが走っている時はラインが影響を受け一瞬にしてポイントから外れてしまいます。

ルアーを着水後にラインでコントロールするのはほぼ不可能なので、着水後ラインとルアーが影響を受ける範囲を予測、さらにどのレンジでルアーを流したいかによって、ルアーの着水点をコントロールする必要があります。流れの強さは常に変化しますし、風が強い時はさらに難しいです。ミスったらひたすら回収の刑ですw

しっかりとキャストコントロールし、流れを考慮しイメージした着水点に思い通り落とす事ができたタイミングで『ゴツ』とバイト。ラインの糸ふけをとりきった直後だったのでほんの数メートルしかアクションしていないと思います。

アスリート120SSPで釣った筑後川シーバス

ファイト開始直後は流れに乗って強烈な引きをしましたが、エラ洗い後すぐにおとなしくなりすんなりランディングできました。

首の所からしっかり盛り上がった筋肉質のカッコいいシーバスでしたね。

アスリート120SSPで釣った筑後川シーバス

これもサイズは60㎝ぐらい(目ジャー)で今回の群れのアベレージサイズなのではないかと思います。

アスリート12SSP。シーバスでもヒラスズキでも本当によく活躍してくれるルアーです。

その後も同じ方法で1本かけたのですが残念ながらバラシ。以降は流れも弱くなり反応もなくなったので本日は終了としました。

最後に

今年はやはり全体的辛い夏の筑後川だったのではないでしょうか。と言うよりそもそも釣りが成立しづらい夏だったとのではないかと思います。雨の合間の少ないタイミングで釣りに行けた方が羨ましいです。

これから徐々にシーバスの数が少なくなり、活性も落ちていくかと思います。ですがまだ魚はいますし、それに今年はまだ台風があまり発生していません。台風や雨の後のチャンスはまだあると思います。そのタイミングでどれだけ釣りに出れるかがポイントになるかと思います。出来れば今年もう1本筑後川ランカーシーバスを捕らえたいものです。あぁ、タイミングよ重なってくれ・・・。それではまた。

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