あぁぁ・・・風邪をこじらせてしまいました。今回の風邪は非常に辛かったです。こんなご時世ですから病院に行くか迷いましたが、熱もすぐ下がりましたし自宅療養で済みました。しかし薬が無い分完治まで時間がかかったような気がします。
釣りの方はですね、久しぶりに癒しを求めに行って来たんですが・・・とんでもないやつと対峙してしまいました。
あらかじめ申し上げますと、モンスターと対峙はしましたがはキャッチに至っておりません。それでも構わない方は最後までお付き合いください。
そろそろ始まる?筑後川シーバス釣行
今年に入り磯釣行オンリーだったので、久々に筑後川の様子をみに行ってみました。筑後川といったらモンスターシーバスで有名な大河川で、エツなどの大きなベイトを捕食しているイメージが強いかと思いますが(私の勝手な思い込み?)、2月にはバチ抜けが起こったり、3月に入ると稚鮎が遡上してきたりします。この季節はこのベイトを見つけ、ベイトに近い釣り方でアプローチする事が釣果への近道となる事が多いです。今回は今年初めての釣行という事で、現状の確認を含め回ってみました。
まずは明暗につくシーバスを調査
まずは筑後川本流から少し離れた支流の明暗を確認。開始3投ぐらいで1本無事にキャッチ。橋脚の明暗の中にステイしていた1匹だと思います。しかし単発だったようで、以降アタリも無くボイルも無し、ベイトも確認できませんでしたので移動。支流に関しては、よほど魚がついていない限りはすぐに見切ってランガンするようにしています。極力本流での時合いを大切にしたいので。
サイズは50㎝に満たない程度のフッコクラス。それほどコンディションは良くなくほっそりとした個体でした。
使用ルアーはHARDCORE TT LIPLESS MINNOW 120F SR。現在はもう廃番になっていて、新作が出ているみたいですが、某オークション等で激安で販売されているため、価格に納得できる品が出ていればおすすめの一品。磯でも河川でも仕事をしてくれます。
現行商品はこちら。
デュエルの商品は比較的安価な値段設定のため、現行商品の購入もいいのではないでしょうか。
地形変化につく一発勝負の魚を狙う
潮位の変化に伴い、支流の明暗をサッと見切り本流へ移動。
ここのポイントは50mほど先にある沈み瀬に、下げの強い流れが当たりヨレが発生した部分につくシーバスを狙います。このポイントでいつも悩むのはレンジ。飛距離的には問題ないのですが、ポイントが非常にピンであるため、考え無しに何回もルアーを通すと魚はスレてすぐポイントが潰れてしまいます。簡単に言うと最初の10投ぐらいが勝負ですかね。特にデカイ奴ほど口を使わなくなる様な気がします。(個人的感想ですが。)今回はベイトも分らないので表層から引いてくる事に。
で、釣果はというと・・・
たぶんボラですねw
かかって一瞬暴れ回ったのですが、すぐ外れてしましました。鱗のサイズ的にボラのスレがかりだと思います。
ここのポイントはこのようにバラしたりして荒れてしまうと、すぐ魚は散ってしまうため即移動する事が吉。その後数投しましたが全然反応しなかったため移動しました。まさに一発勝負のポイントです。
最後は本流の明暗をチェック
その後は本流の明暗に着くシーバスを狙います。基本は遠投して明暗につく魚を狙うのですが、まだ少し水量が多く流芯が絞れていない状況。 魚が明暗のどこに着いているか把握できないため、沖には投げません。足元でも流れが出るため、魚がつく可能性は十分あります。沖を狙うのは潮位が下がり水量がある程度減って、流れが集約されてからの勝負で基本は大丈夫。
(※と余裕をかましてたら水量減っても流芯が流れない事があり、その日の釣りが終了する事もあります。笑)
という事で初めのうちは50m圏内を重点的に狙っていたのですが、ルアーが橋脚内部に入って行った後、ロッドがすごい衝撃を受けました。かけた瞬間はメータークラスのシーバスかと思ったのですが、魚の走りがシーバスとは全然違うし、重さもかなりあるし、どうもこれはシーバスではないなと。2kg程度に設定しているドラグがシャーシャー出ていきます。ただテンションをかけ耐える事しかできないまま20秒ぐらい経過したとき、ふっと軽くなり魚からの抵抗はなくなりました。
回収したルアーを確認すると、直径約3㎝~3.5㎝弱?ほどの鱗が1枚。非常に大きな鱗でしたね。(今日はよく鱗をもってくるなw)回収した際はフックにかかっていましたが、サイズ比較のため120㎜のルアーにのせて撮影しています。
正直全く獲れる気がしませんでした。幸いかけた所はストラクチャーから遠かったためどうにかなりましたが、橋脚付近でかけていたらわずか数秒でラインを切られていたでしょう。
たぶん鱗のサイズ的に巨大草魚か巨大鯉なのではないかと思います。まぁルアーを回収できただけでも良しとしますかw
沖の流れにつくシーバス狙う
その後は何事も無く時間が過ぎ、潮位もだんだん下がっていきます。途中で1本かけましたが40㎝程度のシーバスで、またもやスレがかり。
尻尾にかかった魚はこのサイズでもなかなか引きます。
斑点が多く残った個体でした。
ある程度潮位が下がると、思っていた通り70m~80m先を流れがどんどん走ります。たまにシーバスのボイルも確認出来るのですが、撃ち込むルアーには全然反応してくれません。ボイルのサイズもあまり大きくない様子。最終的に流れも無くなり終了しようかと思っていたタイミングにて1本。
ボラのスレがかりw。
流芯にはこのサイズのボラがある程度溜まっているみたいで、頻繁にルアーに接触していました。このぐらいのボラを捕食するシーバスの個体が多くなれば、ある程度数も釣れ出すと思うのですが。今回はまだタイミングが早かったみたいです。
最後に
今回は本当にスレがかりの多い釣行でした。まともに口を使ったのは最初の1本のみ。その他にもシーバスらしきアタリも数回あったのですが、フッキングまでは至らず。捕食しているベイトに対して、私の選択するルアーがマッチしていないのが原因なのかと思います。やはりなかなか難しい筑後川シーバス。難しいですが今年もぼちぼち通ってみようかと思っています。それではまた。
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