2月に入っても相変わらずターゲットをヒラスズキ1本に絞り釣行しています。2月はなかなかハイペースで磯へ出ていまが(とは言っても休日だけですが)、先月とは打って変わっていきなり磯に生命感が出てまいりました。
やはり外した朝マズメ
先月からヒラスズキはおろかシーバス、ベイトすらほとんど見る事は出来ず、かなりの苦戦を強いられており、とにかく歩いて歩いて魚を探す事を繰り返していました。が、あまりにも反応が無いためこれが当たり前の様になってしまっていて、心が折れる事はないのですが、本当に今チャレンジしている内容は正解なのか、この磯でこの時期にヒラスズキを狙う事がそもそも間違っているのではなかろうか(所詮釣りなのに考えすぎだろとどこからか聞こえてきそうですが)と考えるようになっていました。
この日も日が昇る前からフィールドへ。朝マズメにちょうど満潮前の最後の上げが効いてくるタイミングでした。風は北西の風4m、波も1mぐらいの予報でちょうど良いサラシが出そうな予報でしたが・・・
予定通りの完全ノーバイト。
写真では分りづらいかもしれませんが、予報通り風もほどほど、ウネリもバッチリ、サラシ最高状態。これで釣れないんだからお魚さん不在なのだろうと、言いたくないが自分に言い聞かせそそくさと移動。こんなにいいサラシがたくさんありますので、とりあえず数打ち作戦。
潮が変わって、生命反応あり。
満潮までの朝マズメ。上げ潮が絡む絶好のタイミングでしたが、全然反応なく潮止まりを迎えました。一旦落ち着くためにもキャストをやめ、少し高い場所に登り海を広範囲に見渡します。ベイトの回遊はないか、サラシが濃い所はないか(立ち位置の安全確認も)、または青物等のボイルはないかと見渡しますが、有力な手掛かりになりそうな情報もありません。結局潮が下げ始めたため、安全に立てそうな場所でサラシの濃い場所を選んでキャスト再開。すると一投目、いきなり重くなるようなバイトが。久しぶりの生命反応だったため、ビックリアワセになってしまいました。掛けた場所が落ち込む形状のポイントだったため必死にゴリ巻w。引き波に持っていかれると落ち込んだ磯にラインを擦られ一発でラインブレイクします。
上がってきたのは60㎝半ばぐらいのまさかの丸鱸wまたですか・・・w
完全にヒラスズキかと思っていました。状況的に。まぁそれでも久しぶりに嬉しい1本でしたね。
バラシた1本は残念ながらヒラスズキ
無事にリリース後、2匹目を狙います。波のタイミングとサラシが綺麗に広がるタイミングを見て、先ほどと同じコースを引いてきます。すると同じ場所でまたバイトが。まるでユーチューブの釣り動画を見ているみたいです。しかも今度のは少し良いサイズ。ドラグは締めているので出ませんでしたが、やけに下へと突っ込もうとします。大きな引き波が来るとラインブレイクする事は目に見えていますので、無理やりロッドの力で浮かせると今度は立派なヒラスズキ。目測ですが50㎝ぐらいはあったんではなかろうかと・・・そう、そうなんです。目の前まで上がってきたのですが、引き波と共にフックオフ。ラインブレイクでは無かったのですが獲り損ねてしまいました。いゃーこれは獲りたかった・・・本当に残念。もうほんと目と鼻の先まで来ていたのですがね。(ランディング出来なければ釣れてないのと一緒w)
その後はさすがに反応が無くなった・・・というのが私の通常の流れでしょう。いつもなら無くなるのですが、今回は違いました。立ち位置を変え、バイトの出たゾーンに先ほどと違う角度でルアーを入れると、また同じ様なバイトがあったんです。しかしこれもエラ洗いで1発フックオフ。これはしっかり見えませんでしたがたぶん丸鱸だったと思います。
その後は本当に反応なくなりいつも通りのランガン作戦。別の場所でもう1バイトありましたが、これもすぐにフックが外れてしまいサヨナラ。結局4バイト1キャッチと無残な結果になってしまいましたが、フィールド全体の傾向としては良い傾向になっているようです。今回の潮回りで少しずつですが魚が入ってきている感じがしました。
やはり確認出来ないベイト。
魚からの反応は得られたのですが、どうしても分らないのがベイト。今回もずっと注意しながら磯際の回遊が無いか、打ち上げられているベイトは居ないかと探していたのですが、全く見つける事は出来ませんでした。先月末に沖を回遊していたベイトは何だったのか、あれ以来沖を飛び回る鳥達も居なくなってしまいました。早くベイトの存在を知りたいのですが。あ、一つ分った事は12㎝以上のルアーには全く反応しないと言う事です。バイトが出るのは全部小さめのルアー、と言う事はベイトもまだまだ小さいのかな?今後も注意深く観察していきます。
最後に
今年に入りやっと生命感のある磯で釣りができました。狙いのヒラスズキはたぶん1本だけで、ほとんどシーバスだと思いますが、この満潮前後のタイミングが分っただけでも良い収穫でした。ベイトの存在だけが分りませんが、このタイミングでの釣果は再現性があるかもしれません。また同じ様な潮位とタイミングで休日が合えばチャレンジしてみようと思います。それではまた。
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